日時 平成18年度 4月22日(土) 午前9時20分より
場所 新潟大学歯学部2階 講堂
プログラム
総会議事 9:20 - 9:40
休 憩 10:50 - 11:00
休 憩 12:00 - 13:00
座長 井上佳世子、中島貴子
○ Shahiqul Jabbar 1 2 , Fumiko Harada 1 2 , Isao Saito 2 , Takeyasu Maeda 1,3
Divisions of 1 Oral Anatomy and 2 Orthodontics, Department of Oral Biological Science, Niigata University Graduate School of Medical and Dental Sciences and 3 Center for Transdisciplinary Research, Niigata University
○奥井隆文 1 , 伊藤晴江 1 , 本田朋之 1 , 天沼亮子 1 , 中島貴子 2、吉江弘正 1 , 山崎和久 3,4
1 新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食環境制御学講座歯周診断 再建学分野
2 新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部
3 新潟大学歯学部口腔生命福祉学科 口腔衛生支援学講座
4 新潟大学超域研究機構
○土門久哲 1 , 本田朋之 1 , 吉江弘正 1 , 山崎和久 2,3
1 新潟大学大学院医歯学総合研究科摂食環境制御学講座歯周診断 再建学分野
2 新潟大学歯学部口腔生命福祉学科 口腔衛生支援学講座
3 新潟大学超域研究機構
座長 永田昌毅、小林哲夫
○藤田 一 1 、小林哲夫 2 、田井秀明 3 、島田靖子 3 、永田昌毅 1、星名秀行 1 、関 雪絵 1 、池田順行 1 、青柳貴之 1 、斎藤正直 1、西澤理史歩 1 、黒川 亮 1 、中間純子 1 、高木 律男 1 、吉江弘正 3
1 新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野
2 新潟大学医歯学総合病院 歯科総合診療部
3 新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯周診断・再建学分野
○荒澤恵 1 、島村拓也 1 、佐々井敬祐 1 、新垣晋 2
1 伊勢崎市 民病院歯科口腔外科
2 新潟大学大学院医歯学総合研究科 組織再建口腔外科分野
○ 武藤祐一 1 、松井 宏 1 、関 雪絵 1 、碓井由紀子 1 、山田浩之 2
1 新潟労災病院歯科口腔外科、 2 長岡市 山田歯科医院
◯奈良井省太 1 、小林 孝憲 1 、小山 貴寛 1 、相田 恵 1、児玉 泰光 1 福田 純一 1 、飯田 明彦 1 、永田 昌毅 1、小野 和宏 2 、高木 律男 1
1 新潟大学大学院医歯学総合研究科 顎顔面口腔外科学分野
2 新潟大学歯学部口腔生命福祉学科 口腔衛生支援学講座
座長 寺田員人、田口 洋
○北村絵里子1、寺田員人2、武田なぎさ3、朝日藤寿一4、かづきれいこ5、渡辺聡子5、吉澤恵美5、岩渕由香5
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 加齢歯科補綴学分野
新潟大学医歯学総合病院2顎関節治療部、3総合診療部
4新潟大学大学院医歯学総合研究科 歯科矯正学分野、5REIKO KAZKI
○上杉崇史、横林敏夫、清水 武、五島秀樹、鈴木理絵、櫻井健人、大久保雅基
長野赤十字病院口腔外科
○梶井友佳,田口 洋,野田 忠
新潟大学大学院医歯学総合研究科口腔健康科学講座 小児歯科学分野
座長 葭原明弘、井上 誠
○出口知也,葭原明弘,宮崎秀夫
新潟大学大学院医歯学総合研究科 予防歯科学分野
○谷口 裕重1,井上 誠1,山田 好秋1,2
1新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食・嚥下障害学分野
2新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生理学分野
○山下庸1、井上誠2、大瀧祥子2、谷口裕重2、山田好秋2,3
1新潟大学医歯学総合病院 摂食・嚥下機能回復部
2新潟大学大学院医歯学総合研究科 摂食・嚥下障害学分野
3新潟大学大学院医歯学総合研究科 口腔生理学分野
座長 山田 好秋 会頭
医学・歯学教育の改善を目指して、平成14年から開始された「臨床実習開始前の共用試験」は4回の試行トライアルを経て、昨年12月から正式実施となった。この「臨床実習開始前の共用試験」の発想は、「総合的に質の高い医療を提供する」という医学・歯学教育の原点に立ち返り、グローバルな視点から卒前臨床実習の充実を目指すことに端を発している。共用試験には、全国の医学系・歯学系の大学が自主的に参加し、平成13年3月に提示された「モデルコアカリキュラム−教育内容ガイドライン」に準拠した全国共通の評価基準試験として、学生が備えるべき必要最小限の態度、技能、知識が評価される。共用試験は、学生の臨床実習遂行能力について大学側が事前に検証するという、臨床実習にご協力いただく患者さんおよび社会に対する説明責任を果たすためのものである。
一方、これらの医学・歯学における教育改革は唐突に開始され、急速に進行したとの指摘もあるが、コアカリキュラム、共用試験システムなどの概念については、昭和60年代以降なされてきた数多くの提言・指針などの中にすでにその素案があり、ようやくそれらが具現化されたにすぎない。また、歯科医師臨床研修についても、昭和62年度から厚生省(現厚生労働省)の委託事業として開始され、平成8年から10年間の努力規定の期間を経て平成18年度から義務化となっている。
本講演では、近年の歯学教育改革について述べ、さらに行動科学との関連性についてもふれたい。
御略歴
昭和28年2月12日生まれ(東京都)
学歴
昭和46年 3月31日 神奈川県立湘南高等学校卒業
昭和53年3月31日 東京医科歯科大学歯学部歯学科卒業
昭和57年3月31日 同大学院歯学研究科修了(歯科薬理学 専攻)
職歴
昭和57年4月 1日 東京医科歯科大学助手 (歯科薬理学講座)
昭和58年4月 1日 同 講師
昭和60年 4 月〜昭和62年3月 (文部省在外研究員) スイス・ベルン大学病態生理学研究所
平成 2年4月 1日 長崎大学助教授 (歯科薬理学講座)
平成 7年4月 1日 東京医科歯科大学助教授(口腔総合診断 学講座)
平成11年4月 1日 東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科教授 (歯科医療行動科学分野)
平成14年4月 1日 同 歯学部附属病院歯科総合診療部 部長 ( 併 任)
平成15年4月 1日 同 歯学部附属病院歯科臨床研修センター センター長(併任)現在に至る